茨城県・大子町・袋田の滝

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【 概 要 】− 袋田の滝は久慈川の支流・滝川の上流に位置し高さ120m(全体的に4段になっています。)、幅73mの名瀑です。春は雪解け水で水量が多く、夏は緑に囲まれ、秋は紅葉で彩られ、冬は滝全体が凍結するといった四季それぞれに見所があり、4度見なければ本当の袋田の滝を見ることが出来ない事から「 四度の滝」の別称があります(袋田の滝全体が4段になっているからという説もある)。又、袋田の滝は古くから名勝地として知られ多くの著名人が訪れており、西行法師(平安末期から鎌倉初期の武士・僧侶・歌人。)は「 花紅葉、よこたてにして山姫の、錦織りなす袋田の滝 」、徳川光圀(水戸黄門・水戸藩2代藩主)は「 いつの世に包みおきけん袋田の、布引き出す滝の白糸 」、今瀬剛一は「 しっかりと見ておけと滝凍りけり 」の句を残しています。袋田の滝周辺はハイキングコースかが整備され有料の「袋田の滝トンネル」を通ると滝の三段目付近と、さらにエレベータで上部に観瀑台(3段)が設けられ滝全体を観賞することが出来ます。袋田の滝は信仰の対象にもなり、トンネル近くには瀧不動尊という寺院が建立され、トンネル内部には四度瀧不動尊の拝殿が安置、滝の対面の急斜面には何人も近づけないという(危険な為)奥の院が鎮座しています。袋田の滝は華厳滝(栃木県・日光市)、那智滝(和歌山県那智勝浦町)と共に日本三名瀑の1つに数えられ、日本滝百選にも選定されています。又、袋田の滝は昭和15年に茨城県指定名勝に指定されています。
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